「スマホは苦手…」「あまり触ったことがない」という方でも大丈夫。 ここでは、スマホを使いこなすための“基本のキ”を、やさしく丁寧にご紹介します。
◆ スマホってどんなことができるの?

スマホは、電話やメールだけでなく、生活を便利にする“魔法の道具”です。60代の方にとっても、毎日をもっと楽しく、もっと安心して過ごすためのサポートツールになります。
たとえば:
- 写真を撮ってその場で家族に送れる → スマホのカメラアプリで撮影し、LINEなどでそのまま送信。孫の成長や旅の風景をすぐに共有できます。
- 買い物メモや予定をアプリで管理できる → 紙に書く代わりに「メモ」や「カレンダー」アプリに予定を入力。通知機能付きで忘れ防止にもなります。
- 遠くの家族とテレビ電話ができる → 「LINE」や「Zoom」を使えば、ボタンひとつで顔を見ながら会話できます。
- 地図アプリで迷わず目的地へ行ける → 「Googleマップ」で現在地を表示し、目的地までのルート案内をしてくれます。音声案内もあり。
- 健康管理や読書もできる → 歩数計、血圧記録アプリ、電子書籍リーダーなど、健康や趣味に役立つアプリも多数あります。
「使えること」を知れば知るほど、スマホの可能性は広がります。少しずつ慣れていけば、日々の生活の中で「なくてはならない存在」に変わっていきます。
◆ 操作が不安な人にこそ試してほしい工夫

スマホは“慣れ”がいちばんの味方。 小さなことでも自分のペースで少しずつ試していけば、ちゃんと使いこなせるようになります。
- ホーム画面に「よく使うアプリ」だけを置く → ホーム画面を長押しするとアプリの編集ができます。使わないアプリを削除したり、よく使うアプリ(LINEやカメラなど)を前に並べることで迷わず操作できます。
- フォントサイズや明るさを調整して目にやさしく →「設定」アプリを開いて「画面表示」や「アクセシビリティ」の項目から文字サイズを大きくしたり、画面の明るさを調節できます。見やすさが格段にアップします。
- 「音声入力」で文字を打ってみる → キーボードのマイクマークを押して話すだけで、音声が文字に変換されます。LINEの返信や検索入力がとてもラクになります。
- 使わないアプリは画面から外してスッキリ → 使わないアプリを長押しして「削除」または「非表示」に設定。ごちゃごちゃした画面を整理して、自分にとって“使いやすいスマホ”にカスタマイズしましょう。
はじめは緊張しても、「今日はこれだけできた」で十分です。小さな一歩が、スマホとの付き合い方をぐっと楽にしてくれます。
◆ 困ったときは「検索」も味方に
「わからない」ときは、“聞く”ではなく“調べる”で解決できることも。 Google検索やYouTube検索で「〇〇 やり方」と打つだけで、やさしい解説が出てきます。
たとえば:
- 「LINEの送り方 初心者」
- 「スマホ カメラ 使い方」
- 「地図アプリ 初めて」
検索は、いつでもそばにいてくれる“最強の先生”です。
◆ トラブルがあってもあわてない
スマホがフリーズした、電源が入らない、画面が反応しない…そんなときは一度電源を切ってみることや、検索で調べることで解決することも。
そして何より、「困ったときに聞ける人・場所を決めておく」ことが安心感につながります。
◆ まとめ
スマホの基本は、「わからないままで終わらせないこと」。
・ちょっとずつ触って慣れる ・自分の使いたい機能から始める ・わからないことは調べてみる ・失敗しても大丈夫と知ること
それだけで、スマホはあなたの暮らしにしっかり寄り添ってくれる存在になります。
新しい世界への一歩として、スマホと仲良くなってみましょう。
次回は「日常を便利にするおすすめアプリ」についてご紹介します!
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