
パソコンの師との出会い
35年ほど前、私は大学病院の医局で病理の仕事をしていました。 その頃、たまたま出会ったのが、高校生の頃からパソコンを自作していたという医師の先生。
その先生がパソコンを操作しているのを初めて見たとき、 「うわあ、なんだか楽しそう!」とワクワクした気持ちになったのを今でも覚えています。
私専用のデータベースを作ってくれたり、仕組みを丁寧に教えてくれたりと、 いつの間にか私はすっかりパソコンに夢中に。 「家にも1台欲しいなあ」と思っていたところ、 「Windows95がいいよ」と背中を押され、すぐに購入しました。
当時はまだ電話回線で、通信中は「ピーヒョロロ〜」と音が鳴る時代。 何度もフリーズしては、サポートセンターに電話する日々でした。 でも、何度もやっているうちに、自然と仕組みや対処法もわかるように。
そのうち「私にも教えられるかも」と思い、市民講座でパソコン教室を開いたり、 地域の別の会場でも講師として、たくさんの方にパソコンの楽しさを伝えるようになっていきました。
夫の転勤でアメリカに引っ越した時も、パソコン熱は冷めず、 現地でアフィリエイトに挑戦してみたり、 帰国後はブログやYouTubeにもチャレンジ。 もちろん、うまくいかないこともたくさんありました。
でも、「やってみたい!」という気持ちはずっと変わらなくて——
そして3年前、60歳を過ぎてから、私はX(旧Twitter)を始めました。
ここから、私の“第2のデジタル人生”がゆるっと始まりました。
このブログでは、そんな私の体験を交えながら、 同世代の皆さんに向けて「スマホの楽しみ方」や「SNSの始め方」を、 やさしく、楽しく、お伝えしていきます。最初は不安だったけど、スマホ1台で世界が広がった。
- 「私なんて…」と思っているあなたへ、やさしく背中を押すブログです。